近年、ISO−14001及び、2001年に導入の家電リサイクル法などを始めとする一連の環境問題に対する意識の高まりと、それに対応する企業各社様より、電気電子部品接合における鉛レス化が強く求められる状況の中で、弊社では他社に先駆けてCPU制御による精密アーク溶接機PC−PAS301(ピーシーパス301)の開発に成功致しました。
現在、製造業を取り巻く環境に目を転じますと、2006年7月にEU諸国で発効されるRoHS指令など、特定有害物質に対する規制強化のなか、マイクロアーク接合工技術の重要性がますますクローズアップされています。
今後は主に小型のリレー、モータ、携帯電話、パソコン用のコイル部品などを中心に、これら部品の巻線の端末接合を従来のハンダ付けに対して小出力のアーク溶接機で溶接する、いわゆるマイクロアーク接合工法の普及に努めてまいります。
本装置は従来のハンダ槽によるハンダ付けに比べ、以下のような特徴があります。
1. 材料同士を直接溶融接合させるので、ハンダを必要としない。
2. ハンダによる、銅の侵食が無いので、20μ程度の細い被膜線でも接合による「 細り」 が発生しない。(Pbレスハンダでは更に侵食が多く問題になっています。)
3. 接合部分の熱的、機械的強度が飛躍的に向上する。
4. フラックスを必要としないので、接合後の洗浄工程が不要。
5. ハンダボールが発生しないので、接合後の検査工程が不要。
6. 消費電力が約100Wと、ハンダ槽の1/10以下。(ヒーターを1Kwとした時)
7. 電源を投入してすぐに使える。→(休み時間など、こまめに電源OFF)
以上のようにハンダレス、洗浄レス、低消費電力とコスト削減に直結すると同時に、環境負荷の低い装置です。
是非、ご検討くださいますようお願い申し上げます
商 号 : 有限会社 ラムテクノロジーズ
本 店 : 千葉県佐倉市宮前三丁目4番地 ラポール観山301
資本金 : 3,000,000円
設 立 : 平成8年9月11日
業 務 : 溶接機の製造販売
代表取締役 梅山恵一郎